何時から、だっただろうか。


     気になりだしたのは。











     「はー・・・・・・。」



     山本は最近溜息ばかりしている。

     自分らしくない、なんてことは山本自身わかっている。


     けど、



     「はぁ・・・・」



     出てしまうものはしょうがない。



     放課後の誰もいない教室。

     今日は部活も休みで、山本も本当なら帰っている時間。

     なのに、何故かこうして一人教室に残って、溜息ばかりついているのか。

     それは本人も理解していない。



     「(あ・・・・・・)」



     窓から、外に居る雲雀が見える。

     どうやら群れていた人間を咬み殺していたらしい。

     手にしているトンファーから赤い液体が落ち、周りには数人倒れている。



     「(・・・・・・笑った・・・)」


     鳥に対してではあるけど。

     確かに、笑っている。それも優しげな瞳で。




     「(やっぱり、あの笑顔、好きだなあ)」



     (つーか雲雀自身が好きなんだろうな、俺・・・・・・)


     (まさか、雲雀を好きになるなんて・・・なあ。)





    想うはいつも 君のこと  

     (さて、どうやって近づこうか)




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   本格的にスランプ・・・。
   元からない文章力が皆無に・・・orz


   


   070822