「ヒバリさーん・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
ヤバイ。何かよく分からないが、とりあえず。
隣からものすごく真っ黒なオーラが流れ込んできてるのは分かる。
「どういうことか、説明してもらえますか?」
隣・・・沢田綱吉から。
何でこんなことになったかと言えば、原因はアイツ・・・
・・・・・・六道骸だ。
あのウザいパイナップルが・・・・・。
「何で骸とヒバリさんがキスなんてしてたんですか!?」
そう、キス・・・間違っても同意でしたわけじゃない。
不覚にも、無理矢理アイツにされただけだ。
「いえ、わかってますよ。
決してヒバリさんが良いと言ってしたわけじゃなく、
アイツが無理矢理ヒバリさんのいる応接室に押しかけて無理矢理ソファに押し倒して両手を押さえつけて、
無理矢理!ヒバリさんにキスしたってことは」
・・・いや当たってるけど・・・その通りだけど、
何でそんな細かいとこまで分かるの?
僕言ってないよね?ねえ?心でも読んだの?
ていうか本当は最初から見てたんじゃないの・・・?
「そんなわけ無いじゃないですか」
・・・・だから・・・・・・・・・
「で、ヒバリさん」
にっこりという効果音がついてきそうな程のいい笑顔。
「・・・・・・・・・何」
何か嫌な予感がする。気のせいじゃないはず。
大抵こういう笑顔のときって、よくないときだ・・・。
・・・・・・悪寒がする・・・。
「骸とキスできるのに俺とはできない・・・なんて、
そんなことは無いですよ、ね?」
う・・・・・・。
なんか「ね?」を言うときだけ声が大きくなったような気が・・・。
ていうか、骸とはしたくてしたわけじゃ・・・・・・・。
「ヒバリさん、俺とヒバリさんの関係は?」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ヒバリさん」
「・・・・・・・・こ、い・・・人・・・・・?」
疑問系ですか、と言いながら手を僕の頬と腰に持ってくる沢田。
「恋人なのに、キスもまだで。なのに、他の奴に先に奪われて・・・。
俺、意外と我慢強くないんですよ?」
知ってるよ、そんなの・・・・・って言おうとしたのに、声にはならなかった。
沢田の唇に阻まれて。
「ん・・・・・・・・ぅ」
いきなりの深いキスで、息が出来なくて苦しい。
そして何より恥ずかしい、のに
「ッ、ふぁ・・・・・・・・んっ」
舌が、入ってきた・・・!
「っ・・・・・ふ、・・・・・・・・ぁ」
「・・・・エロいですね」
「・・っは・・・・・どっちが・・・」
「ヒバリさんが」
いつも通り笑っているとこから、今ので気が治まったのだと分かった。
・・・・・・・・今回は。
沢田綱吉を怒らせてはいけない。心底、そう思った。
少し悔しいけど、多分敵わない。
「ヒバリさん、もう骸と二人きりで会わないように気をつけてくださいね?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ヒバリさん?」
「・・・・そう思うなら、」
君が守ってみせれば?
「!・・・ハイ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・何だコレェェ!!何かものっそい恥ずっっ!
まあ、愛好会でのお題、「Dキスで18禁のように見せかけろ!」ツナヒバverで。
てか、ツナヒバ←ムク?てか山ヒバと大して変わんねぇ!!
だれか文章力わけてー!
070930