・・・ったく、何で俺が・・・!



       総悟のやつ、何処行きやがったんだ・・・?







              雨上がりの










       今日は朝からずっと雨で

       やる気が出ねぇのか隊士の奴等はサボってるし

       山崎のやつは雨だからって屯所内でミントンやりやがるし(もちろんボコった)

       近藤さんはストーキングしに行くし(これは何時ものこと)

       しかもマヨが切れているしでイライラしていて、

       気晴らしにと外に出てみたら、

       あのムカツク銀髪ヤローと出くわすし、

       しかも目の前であんな甘ったるいモン食いやがって。


       買ってきたマヨを食っても(一般的には飲むと言う)気分は晴れなくて、

       ムシャクシャしてたから、其処に丁度来た―――





       ・・・総悟に・・・八つ当たりして・・・・・・。





       何時もだったらバズーカでもだして撃ってくるのに

       今日は珍しく何も言わずに聞いていて、

       その時俺は何も気づかずに言い続けて・・・・・・。


       総悟が「そうですかィ」とか言って出てって・・・・・・・・・。


       何だ?とか思ってたら、

       頬が赤くなって帰ってきた近藤さんが居合わせて、


       「とにかく追っかけろ」とか言われて・・・―――





       「っだぁー!何なんだよ!!」





       ああ、イライラする。

       急いでたから刀を屯所に忘れたし。

       俺が何したってんだ?

       いや、確かに八つ当たりはしたけど。

       でもそれは何時も通りのことだ。

       ・・・むしろ何時もは俺がやられてる気が・・・。


       ・・兎に角!てきやがれ総悟ォーー!!

       傘も差さずに何処ほっつき歩いて―――






       「・・・・・・あれか?」





       川原で傘を差さずに座っている後姿。

       ・・・しかも何か川に石投げてるし。


       ・・・・・・総悟・・・だろうなぁ。





       「・・・オイ」



       「!・・・・・・何ですかィ?」




       あ、反応した。

       つーか傘に入れてやったのに、声掻けるまで気づかねぇとは・・・。




       「傘差さずに何やってんだよ。」


       「・・・別に、土方さんには関係ねぇですぜ」


       「そーかよ。

        帰るぞ。」



       「・・・先に帰っててくだせぇ」


       「おっ前な〜〜・・・」



       まだ気にしてんのか?

       ・・・ったく、




       「・・・どの言葉に傷ついたのかは分からねぇが、

        ・・・悪かった。八つ当たりして。」




       ・・・恥だ。コイツに謝る日が来るなんて。


       しかも何でそんな驚いた顔してんだよっ!!




       「・・・土方さん、まともに謝ることできたんですかぃ?」


       「///!!う、うっせぇ!文句あんのかよ!?」


       「いえ、べっつにー」



       くそっ!やっぱり恥だ!!

       しかも何か元気じゃねえかコイツ!!




       「〜〜兎に角!か え る ぞ!!」


       「へ〜ぃ。・・・・・・あ。



       あ?・・・・・・・・・あ。



       「止みましたねぇ、雨。」

       「・・・ああ。」



       「さー、帰るぞ土方ー。」

       「テメッ!何でんなに偉そうなんだ!!

        それに全然落ち込んでねぇじゃねえかっ!!」

       「何言ってんですかぃ。俺はそんなこと一言も言ってないですぜ?


       この野郎・・・・・・!




       「それに――」


       「あ?」




       「雨上がりの空は好きなんで」





       っっ!!?

       な、何言ってんだコイツ!こんな顔で!!

       っ・・・・///





       「?どーしたんですかぃ?土方さん」


       「チッ・・・どーもしねぇよ!おら、さっさと帰るぞ!!」

       「・・・?ったく、土方さんはせっかちですねぇ。

        ・・・・・どうしてそんなに死に急ぐのか。

       「ってオイィ!別に死に急いでなんかねぇよ!!

        っっうお!?テメエ、そのバズーカどっから出しやがった!!?


       「常備してまさァ。」


       「んな「死ね、土方ー!」


        ドッカァァンッッ




       くそ!さっきのは絶対気のせいだ!

       普段とのギャップがありすぎてそう感じただけだ!!

       絶対、断じて、ありえない!!







         好きかも」 なんて―――















       その後、土方は何とか屯所まで帰ったらしい。

       ・・・全身ボロボロで、決して無事とは言えなかったが。



       「・・・今度から絶対に刀を持ち歩こう・・・・・・」

       と、心に誓ったらしい。






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       何コレ。初BL(?)小説がコレかよ。

       何かキャラ壊れてるし。そして何故に土沖なんだ?

       結局何が書きたかったんだろう。沖田のあれってバズーカだっけ?

       沖田の怒った理由でてきてないし。←考えてない。

       こんな駄文でスミマセンデシタ。